2022/07/24
名入れボールペンといってもその種類は多様であり、単純に文字が書けるだけの安物ばかりというわけではありません。もちろん役所の窓口などに置かれるような大量発注の消耗品ならば、安さを追求するのもコンセプトのひとつといえますが、最近のトレンドとしてはより機能性を重視したボールペンに名入れの加工をすることで、いつまでも使えるアイテムを目指すようになってきています。それとともに名入れボールペンを製作する目的も、昔のように企業が新製品の販売促進をするために顧客に無料配布するノベルティグッズや、オフィスのなかに限定して使う消耗品としてだけではなく、就職祝いや進学祝いといった、個人レベルでの祝いごとの記念品としてプレゼントするための用途に広がってきています。特にプレゼントなどで使われる機能性を重視したボールペンには、単色ではなく3色から5色程度の多色の芯が備わったタイプや書き味が滑らかで使っていても手が疲れないタイプなどがあります。
ほかにも専用のラバー消しゴムでこすると文字が消える鉛筆にも似て気軽に使えるタイプ、尾部にライトが付いていて暗い場所でも使えるタイプなどもあります。また単価が数千円もするような、万年筆と比較しても遜色のない高級ボールペンに名入れ加工をするケースもみられ、これなどは親しい人に対するプレゼント用にも最も適したものであり、注文した際に慶事用にのし紙の包装をして配送してもらうことができるようになっています。